2011年6月28日火曜日

やれた事とやれなかった事と足りない事

千葉県大会は4回戦で終了。
2回戦からの出場ながら、4回戦まで約3週間。
いや〜、楽しかった。
天候も悪く、なかなか練習できない中(他のチームも同じだけどね)、
よく頑張りましたよ、子どもたちは。
結果は《0-5》だったけど、最期まで気持ちが切れなかったし、
何とかしてボールを前に運ぼうとしてたし、
声を掛け合っていました。
悔しくて、泣いちゃった子もいたよね。

相手のツメが早くて、あわてて蹴っちゃったり、
プレスが遅れて相手を自由にさせちゃったり、
ボールサイドに集まって逆サイドに展開されたり、
バイタルエリアで前を向かせたりと、
やれなかったことも多くありました。

それと、足の裏を使わずにアウトサイドでターンができるとか、
浮き球の処理をはやくするとか、
もう少し早くて強いパス出しをするとか、
足元ではなくスペースを意識するとか、
相手の逆をとる動きとか、
これから練習で覚えていくこともわかりました。

4回戦に負けた相手に勝てるようになれば、
県でベスト16が見えてくるって事もわかったよね。
しかも、実感としてね(子どもたちは身体で覚えたと思うけど)。

さ〜て、次は9月の千葉市大会です。
夏は合宿もあるし、子どもたちが急激に伸びる時期なんだよね。

次、また、がんばろ〜ぜ。

サッカーって本当にいいですね〜(淀川さん風に)


フットボール・バンバンザイ


2011年6月24日金曜日

複雑な気持ち

今度の日曜日は、県大会4回戦。
昨晩は、ヘッドコーチと二人で4回戦用のスペシャルフォーメーションを
話し合い、土曜日の通常練習で確認して、ぶっつけ本番でやってみようと
あいなりました。
(相手は強いから、必殺の裏技で一矢報いようという、せこい考えですが)

で、今朝、区トレから突然のメールが…
「土曜日にリーグ戦をやるからね〜」って。

土曜日は県大会前日練習でフォーメーションを確認したいんだけど、
ど〜すんの?
うちの子を含め5人が区トレに推薦されていて、
5人抜けちゃうとスペシャルな練習ができないなあと悩んでいると、
他の4人からはあっさり区トレ参加の連絡が…

ヘッドコーチに連絡すると
「トレセンは個人判断だから。参加できる子で練習するから、どうぞ」って。

結局、うちの子も区トレに参加することにしました。
が、大事な県大会を前に、コーチと親のはざまで複雑な気持ち。

他のチームのことを考えれば、状況は同じなんだけどね。

【用語解説のようなもの】
文中で使用している「フォーメーション」は、いわゆる日本代表のような
4-2-3-1とか3-4-3ではなく、何もしないとみんなボールに集まっちゃうから、
「君はこの辺でがんばろね」っていう約束みたいなものです。
誤解なきように


フットボール・バンザイ(かどうかは日曜日の結果次第だな)

2011年6月21日火曜日

プロ契約のようなもの

ヤツが最近うるさい。
ヤツとは、うちのチビ(長男)のこと。
今度勝ったらフットサルシューズを買ってくれ、
次勝ったらフットサルボールを買え、
明日勝ったらシンガード(スネアテのことね)が欲しいって…。

コチラとしては、チームのコーチとして勝ってもらいたいから、
「ああいいよ、勝ったらな」と。
で、ここ2週間ばかりで、ヤツは全てを手に入れたわけだ。
そして、オレは財布の中身を全て失うことに。

そこで、考えた。
試合に出たら出場給として500円、
それで勝ったら勝利給として500円に。
若干11歳にして、プロ契約っぽいじゃないか、オイ。
あまりに勝ちが続いたり、財布が厳しい場合は、
先発から外せばいいし、場合によっては、戦力外通告っていうのもあるし。
プロなんだから言うこと聞けよとか、プロなんだからフロ洗えよとか、
プロなんだから勉強もしなきゃなとかもいえるしね…。
他のチームに行くとか言ったら、違約金がもらえるかもしれないし。

よし、帰ったら契約書つくって契約させよっと。

(なんか悪徳プロモーターみたいだな)



正しいフットボール・バンザイ

2011年6月20日月曜日

100日目とサッカー

あの震災から、100日が過ぎました。
なんとなく、ブログをアップする気持ちにもなれず、
ただただ、やり過ごした3カ月でした。
とはいえ、子どもたちは元気いっぱいにボールを追い続け、
子どもたちに引っ張られるようにコーチたちも元気を取り戻しつつあります。
その間、サッカーを通じたイベントやメッセージが被災地に寄せられ、
自分もサッカーファミリーの一員でいられたことを感謝しているところです。

そんな感じの3カ月間ですが、
4月の稲毛区大会をグループリーグ2分け1敗で敗退した、我が5年生チーム。
(この大会で主審デビューしました。キックオフ前には、子どもたちと黙祷も)

5月の連休には、近所のグランドをお借りして練習。なんと天然芝。
痛くないから、ころぶ子が続出。

6月の千葉県少年サッカー大会(5年生)に向けてチームを立て直すことに…。
基礎練習の積み上げと練習試合では対人プレーとポジショニングの確認。
状況把握と速い判断。スペースへの動きと人の動きに合わせたパス出しなど。
(早い話が、ボールに集まらないで周りを見てしっかり蹴ろうねってこと)
しかし、コーチだけではどうしようもない問題が続出。
ドッチボールで指を骨折、宿題しないからサッカー禁止、
寝ている犬をからかっって太ももを噛まれた(?)など…
ゆる〜いチームにありがちが、種々雑多の問題をかかえながらも県大会を迎えることに。

我がチームは、組み合わせの妙で、2回戦から登場。
6月12日の2回戦では、今までに見たことない異常な集中力を発揮して、
前後半合計40分を文句なく戦い抜き、2-0で勝利。

6月19日の3回戦では、ぐちゃぐちゃのグランドに、すべってころんで、
徹底的に攻め込まれながらも、
なんとか失点をゼロに抑え、迎えた終了直前1分前。
たった1本の見事なカウンターで決勝ゴール!!!!!

へたくそで、泣き虫で、言うこと聞かない子どもたちが、
なんと、気持ちだけで4回戦進出。

これからは、ものすごくうまいチームばっかりで、気持ちだけでは難しいと思いますが、
ここ2試合で、子どもたちからコーチは学びました。
「やっぱり、気持ちだよな」

震災から100日。
サッカーと子どもたちのおかげで、気持ちも上向きです。

〜フットボール・バンザイ〜